よみがえる吸玉療法
於血はどこにある?
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 私が子供のころ、母はよく、何日も布団を敷きっぱなしにして、寝込んでいました。

  検査をしても異常はないのですが、どこの病院でも「自律神経失調症」といわれました。
 この病気は、倦怠感やのぼせや不眠や動悸など、さまざまな自覚症状があります。しかし、これといった特効薬はなく、良いといわれるあらゆる治療をしたあげく、ようやくその苦しみから解放されたのは、吸玉をしてからでした。

 昭和43年に上京した私は、4、5年で体調を大きく崩してしまいました。
 最初は、何か疲れやすいな、と思いました…
 仕事中に眠気がしたり、きつくて休みたくなったりするのです。朝起きがつらくなり、逆に、夜は眠れなくなり、気持ちの問題と思って、朝なんとか起きて、気持ちを振り絞って仕事をするのですが、もう、くたくたになるのです。
 それに、風呂屋の鏡の前に座って、隣の人と比べると、自分の肌が異様なくらいに黄色いのです。
 それに、ぎっくり腰で動けなくなったり、口内炎やものもらいが出来たり、鼻血がでたり、尿がチョロチョロして、出方がとても悪く、薬を飲んでも通じが困難になり、そのうちに、極度の倦怠感に襲われるようになったのです…

 …結局、私は、故郷に戻ることになりました。

  そのころ、母は、すっかり元気になっていましたから、戻ったばかりの私を、有無を言わさず、カッピングの治療をする所に連れて行きました。それは、昭和48年頃だったでしょうか…

  最初、私が吸玉を見た印象は…、
 こけおどしのような…、
 なんとも非科学的な、野蛮な、原始的な…
 …そんな、ような、明確ではないのですが、心に浮かんだままの第一印象です。

  しかし、カッピングに通っているうちに、なにが何だかよく分からないままに、オシッコも出るようになったようだし、倦怠感も薄れていったようだし、肌の黄色味も薄れていったようでした。

  黒岩先生が「真空浄血療法」の普及を全国に展開していたころの昭和52年に、母は、先生の求めに応じて、先生の会社(健康医学社)の販売店になりました。
 そして、私は母に誘われるままに、一緒に仕事を始めることにしました。

  最初の数ヶ月は、長崎県内をまわって、販売に力を入れました。
 ですが、わたしの健康状態が、まだ完璧とはいえない状態でしたし、私は徐々に、吸玉の治療そのものに興味を引かれ始め、販売は母に任せて、治療(…当時は、販売のための指導でした)の方に力を入れるようになりました。

 その、目にはなんとも野暮ったく見える治療法でしたが、長崎県内を回って、いろんな方に吸玉をしてあげてみた手応えは、先生のおっしゃっていることが真実味をもってくるのです。
 
 私は、なにか未知の、これまでにない新しい仕事がないかと、漠然とした期待を持って上京したときの記憶がよみがえっていました。

  しかし、どうでしょう? 体にコップを付けたり、はずしたりするわけですから、血のめぐりを良くするマッサージのような効果はあるのかもしれません。
 
 しかし、内臓の病気まで、しかも、肺に穴の開いた、手術を要するような病気まで、皮膚の表面にコップをつけるだけの治療で、本当に治すことができるのでしょうか? 

  …とても、信じられないような話ですし、興味あるところでした。

                                                                                                                             H19.2.9★



 長崎県内を回っていた頃は、伝手を頼って、実演販売をしていました。 

 同じ所に週に1度か2度行くようになり、カッピングをしてあげると、徐々に、人が集まるようになり、2度、3度と同じ所に通ううちに、肩こりがとれた、食事がおいしくなった、疲れなくなったと、喜ばれるのです。
 私は、子供のころから、寝込む母によくマッサージをしてあげていましたから、何となく、効き目のありそうなツボを感覚的に覚えたのかもしれません。
 喜ばれると、こちらも嬉しくなりますから、販売よりも、治療の方にのめり込んでいくわけです。
 それに、常識では考えられない先生の病気の治り方が、心のどこかにひっかかっています…
 そういう目で見ると、確かに、吸玉をすると、食事がおいしくなったと喜ぶ人が、特に目立つのです。

  調子が悪くても、程度の軽い人は、吸玉はほとんどしません。
 調子が悪くなると、どなたも、まずは一般的な治療をされるからです。
 どんなことをしても、良くならないときに、初めて吸玉もしてみようと思うようです。
 ですから、そういう方は、かなり体質の悪化の程度も進んでいることが多く、そういう方の自覚症状は、ほとんど食欲不振をともなうことが多いのです。

 カッピングをすると、自覚症状がよくとれるというのが、最初からの印象です。 

 何をしてもよくならなかったとおっしゃる頑固な自覚症を抱える人が、腕や脚の痛みがとれた、肩や背中のこりがとれた、と喜ばれるのです。
 それに、カッピングをすると、ほとんどの方が食事がおいしくなったと喜ばれるのです。
 そして、胸焼けがとれた、息苦しさがとれた、通じがよくなった、尿の出方がよくなったと、皮膚に吸玉をかけているだけなのに、確かに、内臓の悪化した自覚症状の改善により、喜ばれるのです。
 しかし、美味しくなった、通じがよくなった、といわれても、何となく漠然としています。もっと、確かな手応えを求めたくなるのは、人情というものでしょう。

  昭和52年5月から、54年3月まで、慢性肝炎で入院していた方が、病気が治らなければ会社の規定で、あと半年で仕事を止めなければならないというときに、何でもいいから、治るというものがあるならやってみようと、思い切って退院されたそうです。

 そのときの心境は、療養所で悶々としていた黒岩先生の心境と、通じるものがあるかもしれません。

  54年6月28日に初めてカッピングに来られ、最初吸玉をした後はしばらく動けずに寝込んでいるくらい、とにかく、体がきつくて重くてだるくて、気力がなくて、夜は眠られず、通じが悪く、食欲がなく、肩こりがひどく、背中がだるくて腰が痛くて、手足が冷たく、頭痛がして、ススけたように肌はツヤがなく、異様な色をしていました。

  カッピングを始めたばかりのときは、吸玉をすると、よけいに疲れるとおっしゃっていました。
 しかし、吸玉を続けていくうちに、徐々に、疲れが違ってきた…
 …疲れなくなってきた。
 …元気が出てきたとおっしゃるようになり、肌にもツヤと生気が出てきました。
 そして、食事がおいしくなった。…眠れるようになった。…通じがよくなった。手足が温もるようになった。肩こりが楽に、背中が、腰が軽くなったとおっしゃるようになりました。

 このように、体質が悪化すると自覚症状は増えていきますが、体質が改善されると自覚症状は減っていくものなのです。

 この方は、検査値を几帳面に記録していました。
 入院中一度も正常に入らなかった値が、吸玉を始めたすぐは上昇しましたが、一月後には下がりだし、その一月後には正常値に入ったのです。
 そして、その値が安定したのをみて、10月8日に、仕事に復帰したのです。
 ふたりで、難関を突破した受験生のように、手を取り合って喜び合ったのは、まだ昨日のことのようです。

                                                                                                                           H.19.2.16★



 吸玉は、まだ一般的には馴染みが薄く、病気を治そうという方よりも、自覚症状が辛くて、なんとか楽になりたいと思ってされる方がほとんどです。

 昭和63年10月から来られていた方も、最初、肩こりなどでカッピングに来られていると思っていました。
 しかし、翌年の9月になって、子宮筋腫が昨年より大きくなっているとおっしゃって、私はこのとき初めて子宮筋腫があることを知りました。

 前の年に来られていた最初の頃は、右の肩から肘が、こるのを通りこしてうずくくらいだとおっしゃっていました。
 体がだるくて疲れやすく、喉に痰がしじゅう絡んでうっとうしく、寝つきが悪いうえに、トイレが近いので寝ても何回も起きなくてはならず、グッスリ眠れないとおっしゃっていました。
 便秘がひどくておなかが張り、風邪もよくひき、一旦ひくと一月も二月も治らないとおっしゃっていました。
 しかし、子宮筋腫が大きくなったとおっしゃった翌年の9月の時点では、肩こりも疲れやすさもとれ、夜もよく眠られるようになって、つらい状態はかなり改善されていたようでした。

 吸玉は、病気を治すというより、辛い自覚症があり、とにかく何でもいいから楽になりたいとおもってされる方がほとんどです。
 ですから、自覚症状が楽になるとカッピングも止められる方が多いのです。
 しかし、カッピングを止められた後に、胆のうや腸などに出来ていたポリープや子宮筋腫がとれたという話を人伝に聞くことがありました。
 ですから、この時も、黒岩先生の結核の治り方が頭の片隅にありましたから、この方にも「できれば、筋腫がとれるくらい、カッピングを頑張ってみませんか」と話をしてみました。

  肺に穴が開いた結核とは、病気の性格は違うかもしれませんが、お腹を開くわけでも、切り取るわけでもなく、皮膚にカッピングするだけで、もし内臓に出来た筋腫がとれるなら、やはり常識を超えていますし、その確認をしたいと思ったわけです…

  この方は、それまでより熱心にカッピングをされるようになりました。
 そして、その分さらに元気になりました。
 それまでは、真っ先に風邪をひいて、家族中にうつしていたのが、その冬は、家族中が風邪をひいても、自分一人ひかなかったとおっしゃっています。
 それに、それまで飲んでいた甲状腺の薬も高血圧の薬も、飲まなくても済むようになったとおっしゃっています。
 そして、ちょうど一年後の検査で、こぶし大の子宮筋腫が消えていたのです。

 人を機械のように考えると、吸玉の治り方は不思議にみえます。
 しかし、もし、かすり傷が出来たときには、薬も何もしないで、じっと観察してみてください。血が流れていても、きちんと止まって、傷口がふさがり、やがて元通りの皮膚になります。

 私達は、元々、この世に存在すらしていませんでした。
 私達が生を受けたのは、受精の瞬間です。
 その瞬間の私達の姿は、目も鼻も手足もない、たった1個の丸い小さな卵です。
 そして、人は機械のように、部品を組み立てて造られたわけではなく、母体の中で、自分の遺伝子を使って、自分自身を自分自身で作り上げてきたのです。
 それも、背の高さ低さや顔の造りに多少不満があるとしても、手足は2対に、耳と目は2つずつ、口と鼻は1つずつと、滅多につくり間違いはありません。

  傷口が治るときに、自分を造ってきた遺伝子が正常に働けば、キズがふさがったところで、細胞の増殖は止まります。しかし、遺伝子が狂うと、キズがふさがっても、増殖が止まらなくなり、それが腫瘍になります。

  もし、母体のなかで似たようなことがおこれば、手足が6本や8本、目が三つや四つの、でたらめな赤ちゃんが生まれるかもしれません。

  そんなこともなく、五体満足に生まれた方なら、病気にならない仕組みは正常に働きますし、治る仕組みも正常に機能します。

  吸玉の治り方は、人の誕生する仕組みをみると、不思議でも何でもないかもしれません。


                                                                                                                                H19.3.1★



 カッピングすると、自覚症状がよくとれます。体質改善の基本は、自覚症状の解消なのです。

  平成2年6月の梅雨の頃でしたが、心臓発作で入院され、何度か危篤状態に陥ったとおっしゃる方から電話がありました。
 なんとか危篤状態を脱して退院してきたが、体中が痛くてたまらないとおっしゃるのです。

 右半身がしびれて、冬でもないのに足腰が冷え、頭痛と耳鳴りがひどくて食事が入らないとおっしゃいます。便秘がひどくて、尿が出にくく、眠られず、動悸がすると心臓が止まりそうで怖くて外出もできないとおっしゃいます。

  元々この方は掛け持ちで商売をされていて忙しく、疲労や、肩や腕や足、腰の痛みやこりなどが起こるとカッピングに飛んで来られて、カッピングすると自覚症状がとれることをよくご存知でしたから、なんとか出張をしてくれないかとおっしゃるのです。

 そのころ、出張施療はやっていませんでしたが、なんとか、なんとかと何度もおっしゃるものですからとにかくお伺いすることになりました。

 そして、カッピングすると、食事が入るようになり、通じも排尿もいくらか良くなり、いくぶん眠られるようになり、1週間くらい出張したでしょうか、2週間は行かなかったように記憶していますが、とにかく、自覚症状がいく分とれたようで、もう出張はしてもらわなくてもいいとおっしゃるのです。動悸もすこしとれて心臓が止まりそうな恐怖感もいくらか薄れたようでした。

 それからはご自分で毎日カッピングに来られるようになりました。

 夏の暑い盛りには体調を崩されて心臓の調子も又悪くなり、その後も良かったり悪かったりはありましたが、最初訴えられていた体中の痛み、右半身のしびれ、足腰の冷え、頭痛、耳鳴り、食欲不振、便秘、排尿困難、不眠、動悸などの自覚症状は徐々にとれていきました。

 そして、生活するのもずいぶん快適になって、10ヵ月後の3月のことです… 

 検査の帰りだとおっしゃって、いつもと様子が違って見えました…

 心電図も血圧も正常になっているといわれたそうで、最悪といっていいほど悪化していた心臓肥大が正常に戻っていると、医師が昨年のレントゲンと比較して説明してくれたのだそうです。

 心臓発作がおこる前には胆石が見付かっていて手術する予定になっていたそうです。

 改めて5月に検査をしたところ、検査はいつもより随分時間がかかったそうです。よほど悪くなっているのかと心配したそうですが、実は胆石がなくなっていて、それを探すのに手間取り、結局、胆のうの中にあった石がなくなっていたそうです。
 胆道の石は流れる事はあっても、胆のう中にある石は滅多になくなることはないと、言われたそうです。

 五体満足に生まれた方なら、病気にならない仕組みが正常に働き、病気は滅多にしません。
 しかし、片瀬博士の提唱する理想的な健康生活を、だれもが送れるとは限りません。
 好むと好まざるとにかかわらず、人は、波瀾万丈の荒波のなかで、命を削って食べていかなくてはなりません。
 しかし、博士の提唱されたことをヒントにはできます。

  私が上京したときに、体調をおおきく崩したのは、食事の大切さも知らなかったからです。

 野菜嫌いで甘いもの好きだった私は、一人暮らしを始めた開放感と、面倒さが加わって、でたらめな食生活をしました。
 それに、気持ちばかりが先行する、無茶な働き方をしました。

  漢方では、病気のおこる前段階のことを未病(みびょう)といいます。
 検査で異常がなくても、自覚症状がある状態です。

 ですから、自覚症状をとり、未病の早い段階で手を打ち、病気を起こさないようにすることが大切です。

 そして、東洋医学の根底に流れるのは、健康を増進させ、無病息災と不老長寿を実現することです。



 多少経験が必要かもしれませんが、カッピングは、生まれたての赤ちゃんから、白寿を超えた方にもできます。
 妊婦さんにも大丈夫ですし、先に述べたような、重症の心臓病の方にでも出来ます。
 長いことカッピングしていると、なかには、施療をしている最中に、息をしなくなるんじゃないかと思うほどの方も来られます。しかし、そんな弱った方でも出来る、吸玉はとても自然な療法です。

  販売を母に任せて、吸玉の指導に専念するようになってから、夜勤や立ち仕事で疲れる方や、ストレスや体を酷使されて、辛い自覚症状をかかえる方達が来られるようになりました。

 3、4年たった頃、そういった方達の間から、「もう少し、治療(実際は、指導)をしたいが、治療代をなんとかできないか」とのご相談があり、会員券を設けることにしました。

  会員券にしてから気付いたのですが、カッピングを定期的に続ける方は、ほとんど風邪をひきません。
 以前は、正月明けから2、3ヶ月は、毎年風邪ひきの方で大忙しだったのですが、会員券を設けてからは、ほとんどそんなことがないのです。

 会員になるための条件は取り立ててありません。ただ、根本的に、体質改善をしようと思っていただくだけでいいのです。

                                                                                                                             H.19.4.4★



★★★お知らせ・・・OCNのホームページ終了に伴い、現在このホームページは“仮”移転中です。まだ、制作途中ですが、新たな記事も加えてリニューアルしております。よろしかったらご訪問ください。

★★★ http://marko34art.wix.com/hamagutisuidama

 

✤カッピング施療をご希望の方は…お問い合わせをご覧ください。

  体が疲れやすい方や、もう少し元気になりたいと思われる方は、ぜひカッピングをなさってください。これは、私の実体験として、特にお勧めです。
 車でもパソコンでも、性能やパワーがアップするほど、自在に気持ちよく動きます。五臓六腑が充実すると、体が気持ちよく、思い通りに動くものです。

  カッピングをすると、頑固な痛みやこりがよくとれます。
 又、ほとんどの方が、カッピングをすると食事がおいしくなるとおっしゃいます。それに、肌や髪がきれいになる、目の輝きが増してくるというのも、カッピング効果の大きな特徴です。

✤カッピング用品の販売は、現在やっておりません…詳細は、お問い合わせをご覧ください。

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